高齢者の熱中症と脱水
2018年8月の掲載当時の内容です。制度・数値・施設の取り組みは、現在と異なる場合があります。
ラウレアハレ施設長の橋爪です。連日の猛暑が続いておりますが、皆様は体調お変わりなくお過ごしでしょうか。今年は、猛暑や逆行台風など異常気象が続いていますが、台風が過ぎるとまた暑さが戻るようです。全国的に救急搬送者が非常に多くなっていますので、人ごとだと思わず、引き続き熱中症には用心して過ごしましょう。
熱中症・脱水症状に関しては、当施設のようなご高齢の方が過ごす施設では、より注意が必要だと感じています。高齢者は喉の渇きを感じにくくなっていらっしゃるため、ご自身で水分補給をされる機会が減ってしまいます。事実、利用者様の中には「喉は乾いていない」や「トイレが近くなるから」と水分摂取に積極的でない方がいらっしゃいます。しかし何もしていない状態であっても、汗・呼吸・尿・便で水分は継続的に失われます。体内の水分量が減り血液が濃縮される事で、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも上がってしまいます。また、持病のため利尿剤や下剤を服用されている方はより脱水への注意が必要です。脱水の症状は様々で、「口の渇き・頭痛・吐き気・めまい・皮膚の乾燥・体温上昇・だるさ・尿の減少」等が見られます。
初期症状を見逃さないよう注視しつつ、室温を適温に保ち、水分補給をこまめに行うよう心掛けましょう。
今夏の酷暑を健康に乗り切りましょう。
( 施設長 橋爪 豪 )
出典:しあわせたより 2018年8月号
